この記事でわかること
- レイ・ダリオが警告した資本戦争の具体的内容
- ブリッジウォーターが選んだ高配当株の特徴
- 主要7銘柄の配当利回りと保有額の概要
- 各銘柄に対するアナリスト評価の最新動向
- 米国株の配当投資で注目すべきニュース要因
レイ・ダリオが選んだ高配当米国株ポートフォリオ概要
本稿は、Insider Monkeyが2026年4月20日に配信した記事を基に構成します。
日本在住の米国株投資家向けに、事実のみを整理します。
レイ・ダリオとブリッジウォーターの近況
レイ・ダリオは、約50年にわたりグローバル・マクロ投資家として活動しました。
彼はブリッジウォーター・アソシエイツをニューヨークのアパートから創業し、世界最大級のヘッジファンドに育てました。
2025年8月、ダリオ氏はブリッジウォーターの残りの持分を売却しました。
これにより、2022年から進めていた持分移行プロセスが完了しました。
ダリオ氏は、同社の投資戦略への投資家およびメンターとして関与を継続します。
「資本戦争」に関する発言
2026年2月、ダリオ氏は世界が資本戦争の瀬戸際にあると発言しました。
「Earlier in February, Dalio warned that the world is “on the brink” of a capital war.」
資本戦争とは、貿易制限、資本市場へのアクセス制限、債務の活用などを通じて、資本が対立手段として用いられる局面を指すと説明されています。
ダリオ氏は、過去の大規模な対立の前にも、為替管理や資本規制が導入された事例があったと述べています。
高配当銘柄リストの条件
Insider Monkey は、ブリッジウォーター・アソシエイツの最新13Fを基に銘柄を抽出しています。
対象は、2026年4月17日時点で配当利回り2%以上の銘柄です。
銘柄の順位は、2025年第4四半期末時点におけるブリッジウォーターの保有額に基づきます。
記事では、12銘柄が高配当株として紹介されています。
個別銘柄の事実整理
The J. M. Smucker Company(SJM)
ティッカー:SJM
株価:96.14ドル
配当利回り:4.60%(2026年4月17日時点)
ブリッジウォーター保有額:22,786,404ドル(2025年第4四半期末)
2026年4月14日、バークレイズはSJMの目標株価を103ドルに引き下げました。
レーティングはEqual Weightを維持しています。
同社は、消費財セクター全体の第1四半期プレビューの一環として目標株価を調整しました。
同日、BTIGはSJMのカバレッジを開始し、レーティングをBuy、目標株価を120ドルとしました。
SJMは、北米を中心に食品・飲料ブランドを展開しています。
The Procter & Gamble Company(PG)
ティッカー:PG
株価:144.48ドル
配当利回り:2.96%(2026年4月17日時点)
ブリッジウォーター保有額:26,562,652ドル(2025年第4四半期末)
2026年4月17日、JPMorganはPGの目標株価を162ドルに引き下げました。
レーティングはOverweightを維持しています。
同社は、家庭用品・パーソナルケア企業の決算前プレビューの一環として目標株価を更新しました。
2026年4月14日、バークレイズはPGの目標株価を146ドルに引き下げました。
レーティングはEqual Weightを維持しています。
PGは、約180の国と地域で日用品ブランドを販売しています。
M&T Bank Corporation(MTB)
ティッカー:MTB
株価:219.68ドル
配当利回り:2.74%(2026年4月17日時点)
ブリッジウォーター保有額:31,198,372ドル(2025年第4四半期末)
2026年4月17日、Cantor FitzgeraldはMTBの目標株価を253ドルに引き下げました。
レーティングはOverweightを維持しています。
アナリストは、預金基盤、資本創出、EPS成長、ROTCEに関する見解を示しています。
2026年4月16日、DA DavidsonはMTBの目標株価を235ドルに引き上げました。
レーティングはNeutralです。
同社は、第1四半期決算後にCET1目標レンジの引き下げと自社株買い方針についてコメントしています。
Merck & Co., Inc.(MRK)
ティッカー:MRK
株価:117.13ドル
配当利回り:2.91%(2026年4月17日時点)
ブリッジウォーター保有額:32,653,862ドル(2025年第4四半期末)
2026年4月17日、欧州委員会はRSV予防用モノクローナル抗体ENFLONSIA(clesrovimab)を承認しました。
対象は、初めてのRSVシーズンを迎える新生児および乳児です。
「On April 17, Merck & Co., Inc. (NYSE:MRK) announced that the European Commission (EC) has approved ENFLONSIA…」
ENFLONSIAは、最大5か月間の予防効果を想定した長時間作用型抗体として説明されています。
EU27か国に加え、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーで販売が可能となります。
MRKは、ヒト用医薬品とワクチンを中心とするグローバル・ヘルスケア企業です。
American International Group, Inc.(AIG)
ティッカー:AIG
株価:78.56ドル
配当利回り:2.28%(2026年4月17日時点)
ブリッジウォーター保有額:34,019,727ドル(2025年第4四半期末)
2026年4月14日、Bank of AmericaはAIGの目標株価を79ドルに引き下げました。
レーティングはNeutralです。
同社は、米国保険セクター全体の目標株価を第4四半期の動向とバリュエーションに合わせて調整しました。
2026年4月13日、MizuhoもAIGの目標株価を84ドルに引き下げました。
レーティングはNeutralです。
AIGは、200以上の国と地域で保険商品を提供しています。
Ameriprise Financial, Inc.(AMP)
ティッカー:AMP
株価:456.59ドル
配当利回り:2.81%(2026年4月17日時点)
ブリッジウォーター保有額:36,533,762ドル(2025年第4四半期末)
2026年4月10日、Morgan StanleyはAMPの目標株価を452ドルに引き下げました。
レーティングはUnderweightです。
同社は、ブローカーおよび取引所の第1四半期決算見通しと2026〜2027年のコンセンサスとの差異を示しました。
同日、Keefe, Bruyette & WoodsはAMPのカバレッジを再開しました。
レーティングはMarket Perform、目標株価は515ドルです。
AMPは、ウェルス・マネジメント、資産運用、リタイアメント・保険などの事業を展開しています。
QUALCOMM Incorporated(QCOM)
ティッカー:QCOM
株価:137.52ドル
配当利回り:2.61%(2026年4月17日時点)
ブリッジウォーター保有額:37,646,737ドル(2025年第4四半期末)
2026年4月17日、BNP ParibasのDavid O’Connor氏はQCOMをOutperformからNeutralに格下げしました。
目標株価は180ドルから120ドルに引き下げられました。
同氏は、スマートフォン需要とメモリ価格動向に関する見解を示しました。
2026年4月10日、Snap Inc.のスマートグラス部門Specsは、今後のデバイスでQCOMのチップを採用すると発表しました。
両社は、SnapのスマートグラスにSnapdragon XRプラットフォームを用いる複数年契約を公表しました。
QCOMは、3G、4G、5GおよびオンデバイスAI向け半導体技術を展開しています。
参考サイト:12 High Dividend Stocks Picked By Billionaire Ray Dalio – Insider Monkey

追加情報
レイ・ダリオの発言が示す投資環境
レイ・ダリオ氏は、世界が資本戦争に近づいていると述べています。
資本移動の制限や制裁が強まる局面は、国際投資に影響を与えます。
米国株投資では、資本規制の動向を確認する必要があります。
「Earlier in February, Dalio warned that the world is “on the brink” of a capital war.」
高配当株の選定基準の明確化
ブリッジウォーターは、配当利回り2%以上の銘柄を抽出しています。
対象は2025年第4四半期の13F報告書に基づきます。
利回りと保有額の両方を確認することで、資金配分の傾向を把握できます。
アナリスト評価の更新が示す事実
各銘柄には、複数の証券会社が目標株価を設定しています。
SJM、PG、MTB、AIGなどは、直近で目標株価の引き下げが行われています。
評価変更は、コスト動向や業績見通しに基づく事実として扱われます。
個別銘柄のニュースが示す追加情報
MRKは、欧州委員会からRSV予防抗体ENFLONSIAの承認を受けています。
承認範囲はEU27か国と周辺3か国です。
「On April 17, Merck & Co., Inc. (NYSE:MRK) announced that the European Commission (EC) has approved ENFLONSIA…」
QCOMは、Snapのスマートグラス向けにチップ供給を行う契約を発表しています。
契約は複数年で、Snapdragon XRが採用されます。
日本在住の米国株投資家が確認すべき点
配当利回りは米国市場の金利環境で変動します。
日本円ベースの収益は為替の影響を受けます。
高配当株の評価は、アナリストの目標株価変更で変化します。
企業ニュースは、配当の持続性や事業環境の把握に役立ちます。
西東京カブストーリー
レイ・ダリオ氏の発言と高配当株の話題
👨💼佐藤さん「最近のレイ・ダリオ氏の話、気になるよな。
世界が資本戦争に近づいているって言ってたぞ。」
👨🔧中村さん「その発言は重いな。
『Earlier in February, Dalio warned that the world is “on the brink” of a capital war.』
こういう状況だと、米国株の高配当株がどう動くか気になるよな。」
立川の「川魚料理 多摩ゾン」で、2人は米国株の配当銘柄を確認していた。
2026年4月21日時点の情報をもとに、ブリッジウォーターの保有銘柄を整理していた。
ちょい解説
レイ・ダリオ氏の発言は、国際資本の移動に影響する事実として扱われる。
米国株投資では、資本規制や制裁の動向を確認する必要がある。
SJMの配当とアナリスト評価
👨💼佐藤さん「SJMは配当利回り4.60%だな。
バークレイズは目標株価を103ドルに下げてたな。」
👨🔧中村さん「BTIGは120ドルでカバレッジ開始してたな。
食品系はコストの影響が出やすいから、数字の確認が欠かせないな。」
ちょい解説
SJMは食品・飲料ブランドを展開する企業。
アナリスト評価はコスト動向に基づく事実として扱われる。
PGの配当と評価変更
👨💼佐藤さん「PGは配当利回り2.96%だな。
JPMorganは目標株価を162ドルに下げてたぞ。」
👨🔧中村さん「バークレイズも146ドルに下げてたな。
日用品は世界的なコスト上昇の影響を受けやすいな。」
ちょい解説
PGは180か国以上で日用品を販売する企業。
評価変更は決算前の事実に基づく。
MTBの配当と銀行セクターの動き
👨💼佐藤さん「MTBは配当利回り2.74%だな。
Cantorは253ドルに下げてたけど、Overweightは維持してたな。」
👨🔧中村さん「DA Davidsonは235ドルに上げてたな。
銀行はCET1の動きが重要だな。」
ちょい解説
MTBは米国東部で銀行サービスを提供する企業。
アナリスト評価は信用コストや資本比率に基づく。
MRKのRSV抗体承認ニュース
👨💼佐藤さん「MRKは配当利回り2.91%だな。
欧州委員会がENFLONSIAを承認したのは大きいニュースだな。」
👨🔧中村さん「『On April 17, Merck & Co., Inc. (NYSE:MRK) announced that the European Commission (EC) has approved ENFLONSIA…』
承認範囲がEU27か国と周辺3か国だったな。」
ちょい解説
ENFLONSIAはRSV予防用の長時間作用型抗体。
承認は医薬品の事実として扱われる。
AIGの評価と保険セクターの動き
👨💼佐藤さん「AIGは配当利回り2.28%だな。
BofAもMizuhoも目標株価を下げてたな。」
👨🔧中村さん「保険はセクター全体のバリュエーション調整が続いてるな。」
ちょい解説
AIGは200以上の国と地域で保険商品を提供する企業。
評価変更はセクター全体の動向に基づく。
AMPの配当とアナリスト評価
👨💼佐藤さん「AMPは配当利回り2.81%だな。
Morgan Stanleyは452ドルに下げてたな。」
👨🔧中村さん「KBWは515ドルで再開してたな。
ウェルス管理は競争が激しいな。」
ちょい解説
AMPは資産運用とウェルス管理を行う企業。
評価は業績見通しに基づく。
QCOMの評価とスマートグラス契約
👨💼佐藤さん「QCOMは配当利回り2.61%だな。
BNP Paribasは120ドルに下げてたな。」
👨🔧中村さん「Snapのスマートグラスにチップ供給する契約は事実として重要だな。」
ちょい解説
QCOMは通信技術とオンデバイスAIを展開する企業。
契約は製品供給に関する事実として扱われる。
米国高配当株のポイントをQ&Aで整理する
Q1: レイ・ダリオ氏が語った資本戦争は投資に関係ありますか?
A1: 資本戦争とは国が資本市場や通貨を制限し合う状況です。
ダリオ氏は世界が資本戦争の瀬戸際にあると発言しています。
国際情勢の変化は米国株の資金流入に影響するため確認が必要です。
Q2: ブリッジウォーターが選んだ高配当株の条件は何ですか?
A2: 配当利回り2%以上の米国株が対象です。
2025年第4四半期の13F報告書に基づき選定されています。
利回りと保有額の両方を確認することで投資判断に役立ちます。
Q3: SJM(J. M. Smucker)はどんな評価を受けていますか?
A3: 配当利回りは4.60%です。
バークレイズは目標株価を103ドルに引き下げています。
BTIGは120ドルでカバレッジを開始しています。
Q4: PG(プロクター&ギャンブル)の最新動向はどうですか?
A4: 配当利回りは2.96%です。
JPMorganは目標株価を162ドルに引き下げています。
日用品企業はコスト上昇の影響を受けやすいため注意が必要です。
Q5: MRK(メルク)のRSV抗体承認は投資に関係ありますか?
A5: 欧州委員会がRSV予防抗体ENFLONSIAを承認しました。
承認範囲はEU27か国と周辺3か国です。
医薬品承認は企業の収益構造に影響する重要な事実です。
Q6: QCOM(クアルコム)の最新ニュースは何ですか?
A6: 配当利回りは2.61%です。
Snapのスマートグラス向けにチップ供給する契約を発表しています。
BNP Paribasは目標株価を120ドルに引き下げています。
Q7: 日本在住の米国株投資家が注意すべき点は何ですか?
A7: 為替変動が配当収入に影響します。
アナリスト評価の変更は株価に影響するため定期的に確認が必要です。
企業ニュースは配当の持続性を判断する材料になります。
まとめ
- レイ・ダリオ氏は資本戦争の可能性を指摘し、国際資本の制限が強まる局面を示した事実は、米国株の資金流れを確認する必要性を示す。
- ブリッジウォーターは配当利回り2%以上の米国株を選定し、SJMやPGなどの銘柄はアナリスト評価の変更が続き、最新の数値を把握する重要性が高い。
- MRKのRSV抗体ENFLONSIA承認やQCOMのSnapとの契約など、企業ニュースは収益構造に影響する事実として配当の持続性を判断する材料になる。
- 日本在住の投資家は為替変動の影響を受けるため、配当利回りと企業動向を米ドルと円の両面で確認する必要がある。
- アナリストの目標株価変更は株価に影響するため、定期的に確認し、事実に基づく情報整理が重要となる。
投資に関するご注意
本記事で紹介した銘柄や手法は、将来の利益を保証するものではありません。
市場の急激な変化や予測不能な事態により、想定以上の損失が出る可能性もございます。
個別の銘柄選択や最終的な投資決定は、ご自身の責任において慎重に行ってください。

